夜の空港
昨夜は空港までドライブした。
展望デッキで離陸する飛行機を1時間ほど眺めていた。
次は美味しいコーヒーを飲みながらもっとゆっくりしたい。
夜風に当たり癒しの時間を満喫しながら、ふと整備士の仕事について考えた。
頭脳や技能の問題は抜きにしても、私には絶対に向かない仕事だ。
なぜなら、私には「正確性を求められる仕事」が致命的に不向きだと自覚しているからだ。
自分でもよくわからない。
手を抜いてやろうと決意せずとも、きちんと指示通りにできない。
本当に使えない人間かと言われると、そこまでではない、とは思う。
とにかく、「きちんと正確に」が私には難しいのだ。
部品の数を数えるのすら苦手だ。
途中から、なんとなくで数えてしまう。
そんなだから、人様の命に関わるような仕事は絶対にできない。
私が整備士なんて、怖すぎる。
そして、そんなだから、内職なんて向いてないんだ。
またポッチャリメガネさんのことを思い出して気分が悪くなった。
あの仕事、辞めようかな。